ケビン・ミトニックは、コンピュータセキュリティのエキスパートとして、20年以上にわたる経験を持つ。
組織の複雑なオペレーションシステムや情報通信装置の脆弱性の発見において豊富な実績を有する。彼の年少期の趣味は、コンピュータセキュリティ管理の回避手法、戦略、戦術を研究することで、コンピュータシステムや情報通信システム技術に関する知識を主に独学で習得した。
経験を積む中で、彼は技術的及び人的手法を用いて、様々なオペレーションシステムや情報通信装置のソースコードを入手し、それらの脆弱性や内部構造を研究した。

彼は世界で最も有名な「元」ハッカーとして、これまでに世界中のたくさんのメディアに取り上げられている。情報セキュリティ関連のコメンテーターとしてテレビやラジオ番組へのゲスト出演も多い。ニュース・社会討論番組や米ABCのスパイ・サスペンスドラマAliasにも、ゲスト出演している。

その他にも、多数の企業イベントの基調講演、ロサンゼルス市のラジオ討論番組の司会、米国上院議会への証言協力、ハーバードビジネスレビューへの寄稿、ハーバード大学法科大学院での講演など、幅広く活動を行っている。

彼の初ベストセラー著書The Art Of Deception（邦題『欺術』）は、2002年10月にWiley and Sons社から出版された。2005年2月には、2冊目の著書The Art of Intrusion（邦題『ハッカーズ その侵入の手口 奴らは常識の斜め上を行く』）を出している。

アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス在住。

■講演実績
[“ソーシャルエンジニアリング”の脅威と対策。]
ソーシャルエンジニアリングとは、技術（だけ）ではなく、人を操作することにより企業セキュリティをハッキングする手法である。具体的事例を通して、あなたの社員がセキュリティに対する意識を変え、行動を変え、あなたの会社がより創造的で堅固なセキュリティプログラムを策定するための考え方を伝授する。

[ハッカーの攻撃から会社を守るために]
あなたの会社の重要な企業情報を本当に守るためには、本に書かれている知識を超えて、ケビン・ミトニック本人が直接解説する“現実”の事例から学ばなくてはならない。
あなたの会社が最強のセキュリティを手に入れるためのコスト効率の良い対策と組織マネジメントを学ぶことができる。

[ワイヤレスインセキュリティ、あなたのネットワークは安全か？]
無線ネットワークのユビキタス使用は世界中に広がっている。無数の企業、政府、研究機関、テレワーカーのコンピュータ環境として配備されている。この状況は、これらの組織がデータ泥棒、破壊者やハッカーと同じネットワークに繋がっていることを意味する。
組織のセキュリティ意識向上及び無線セットワーク侵入予防強化策として、即実行可能な指針を提示する。